付録
今作は「ゴジラ2000ミレニアム」をトライスターピクチャーズが吹き替えしたり音楽変えたりしてアメリカ向けに公開したものらしい。
日本語字幕はデーブ・スペクターが総監修したとか。
「ゴジラ2000ミレニアム」はVOL.31で取り上げたのでそちらも是非読んで欲しい。
→「ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX VOL.31」
話の流れや人物の関係性は変わらないが、えっなんでここ変えたの?って場面のセリフがちょくちょくある。
ゴジラが劇中で根室に上陸したとき、地元の飲み屋で漁師がぐだぐだ話してるんだけど、そこのセリフすら変えられている。元のセリフは別に日本人にしか通じないわけじゃないのだけど……。
篠田のセリフがかなり変更されてるせいで、やたら攻撃的な人になっちゃってるのが一番もやもやする。信念は強いけど基本的には穏やかな人なのだが。
あとはゴジラ細胞の核とも言える「オルガナイザーG1」が「リジェネレーターG1」になってたり。まぁこの辺は英語圏で響きが良いようにしたのだろう。
新宿でゴジラとオルガの戦闘シーンの曲が変わってたところだけは良かった。服部氏の曲は好きだけどあのシーンに合わせた曲はいささか悲哀に満ち過ぎているから。いやまぁオルガという怪獣の悲劇を表したかったのかもだが、それはゴジラに倒されてからでいいじゃないかと思う。
ただ、最後ゴジラが新宿を火の海にするシーンの曲が三大怪獣の曲使ってるのは×
グリーンマンは2エピソード。
「対ダンケット」
カマキリっぽい顔してる。
胴体にへばりついてる爆弾(金色の物体)を何故か口から吐き出して攻撃する。割と格闘戦も強くてグリーンマンを苦しめるも、クソエイム過ぎて爆弾が一個も当たらず敗北する。
「対ティボラス星人」
確かゴッドマンに出てきた事案星人だった気が。
目が悪いが音楽でハイになるという、生まれた場所を間違えた体質をしている。
ゴジラアイランドはマスコットキャラのルーカス回。50年稼働してるってのも驚きだが、元は掃除機にくっついてるコンピュータだったってのがなんともゴジラアイランドらしい。
次回のDVDコレクターズBOXは「キングコング対ゴジラ(チャンピオンまつり)」である。
グリーンマンが1エピソードしかない…だと……?
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