今回のDVDコレクターズBOXは「怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ」である。
付録
……ん?
キングギドラをメカにするという構想は昭和ゴジラの頃からあったようだ。まぁ対メカゴジラとかあったし、ゴジラをメカにしたなら次はキングギドラをというのは自然であるな。
かなりカッコいい。それぞれの頭についてる目が単眼なのが本当に本当にカッコいい。メカキングギドラのサイボーグっぽさも良いけど、こちらのいかにも悪役然とした体温の感じられなさはたまらない。多分本当にゴジラ映画に出されていたら私の一二を争う推し怪獣になっていただろう。
デザインはあの大河原先生だそうで。どおりでカッコいいわけである。
さて、今作は怪獣大戦争の改題改訂版である。
「怪獣大戦争」については以前書いた記事を読んでほしい。
→「ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX VOL.5」
前にもモスラ対ゴジラの記事を書いたが、あれとは違ってカットされてる部分がだいぶわかりやすい。最初の議会のシーンは丸々カットされている。あのシーンは確かに馬鹿馬鹿しくはあるが、あそこカットすると微妙に前後関係が不明瞭になる気がするが……
「怪獣大戦争」については以前書いた記事を読んでほしい。
→「ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX VOL.5」
前にもモスラ対ゴジラの記事を書いたが、あれとは違ってカットされてる部分がだいぶわかりやすい。最初の議会のシーンは丸々カットされている。あのシーンは確かに馬鹿馬鹿しくはあるが、あそこカットすると微妙に前後関係が不明瞭になる気がするが……
しかしやはり特撮シーンの完成度の高さには惚れ惚れする。本編シーンでもX星地表とかX星人基地内等のセットの本物っぽさには感嘆する。
怪獣たちが街を壊して回るシーンは勿論だが、円盤がパラボラアンテナを溶かしてしまうシーンなんかは決して派手ではないがゆっくり歪んでいくのが現実味を増している。
あとX星人統制官…土屋嘉男氏の演技が光っている。独特のグラサンしてるから表情とかわかりにくいのにそれでも慌てたりほくそ笑んだりという感情の動きがちゃんと伝わってくるのがすごい。惜しい人を亡くしてしまったのだなぁ。
グリーンマンは「対サンダ」「対シビレゴン」の2エピソード。
サンダはだいぶ人相変わった……?顔が骸骨みたいになってる。元ネタ的にはガイラにして欲しかった。サンダは人は食べないし人に危害加えないしな。
顔怖くない?
シビレゴンは3次元と4次元を行き来することができる。このときの表現は割と好きだ。グリーンマンにしては演出が凝っている。
ゴジラアイランドは謎のキノコが大量に生えた話。そしてマタンゴとヘドラの合いの子みたいなネオヘドラが登場する。まぁいつもの如くランデス嬢の策略なのだけど。
冒頭のシーンからするとラドンメイン回なのかな?なんにせよ続きが楽しみ。
次回のDVDコレクターズBOXは「モスラ2」
ニライカナイの伝説を絡めた青春映画風味な怪獣映画。当時観たときベーレムがとても怖かった思い出。あれが顔面に張り付いたら……
この記事へのコメント